【展望】有馬記念 〜激動の2020年。大トリは〜

こんにちは。ロベルトです☺

 

いよいよ有馬記念です。競馬ファンとしてはここが大晦日かもしれないですね。無観客にもなり、混沌とした今年1年でしたが最後にどんなドラマが繰り広げられるのか楽しみです。やはり最後のG1は有馬記念というのは良いですね!とは言え年明けたらすぐ金杯がやってくるんですけどね😅

 

アーモンドアイの引退式を改めて観て安堵感と寂しさは募りましたが、ジャパンカップ3冠馬達が居なくても有馬記念も強い馬たちの競演となり楽しみです。海外遠征が出来なかった環境もあるでしょうが、今年は各路線とも層の厚い贅沢な競馬を楽しめて嬉しかったです😃

 

気になる馬も多いレースですが、何頭かピックアップしてみます。

 

クロノジェネシス

宝塚記念が圧巻の内容で、天皇賞秋も素晴らしい伸び。特に加速した瞬間の伸びは凄まじい迫力でした。僕はこの馬は府中の直線は少し長いと思っているので直線距離だけで言えば今回のほうがいいと思います。調教もこなせてますし当然主役候補。キセキとモズベッロが続くレースだった宝塚記念の結果からスタミナに不安は全く感じていません。

 

ラッキーライラック

この馬も長い間トップレベルのレースで活躍し続けている名牝。前走は外枠がどうかと思ったものの新味とも言えるマクリ競馬で勝ちきってきました。ルメール騎手も上手く乗ったのは間違いないですが、ここにきての新たな引き出しは好材料。今回福永騎手がどう乗るか注目です。ただやっぱりこの馬は内枠で伸びてこられるのが長所だとは思っているので、枠がどこになるかに関しては1番注目しています。

 

フィエールマン

体質の弱さもあり大事に使われている古馬牡馬の総大将。天皇賞秋ではアーモンドアイに迫る2着で前哨戦を使えなかった中で充分な結果でした。去年も海外明けでの4着でありここも主役候補。さすがに後ろでずっと構えると厳しいと思うので去年のような競馬をしてくるのではないでしょうか。去年ルメール騎手を配して凱旋門賞へ向かったほど陣営やノーザングループの期待を背負った馬なのでやはり注目せずにはいられません。

 

レンブーケドール

伝説に残るであろうジャパンカップの最先着馬。コントレイルもデアリングタクトもグローリーウェイズもヨレた最後の直線で、この馬はしっかりと走っていました。今回の中山コースも好走経験もありますし侮れない存在ですが、僕はこの馬は府中の方が良さそうな気がしています。ただ池添騎手を用意したのは陣営の勝負手だと思いますし、もう1段階上の変り身があれば今回でしょう。

 

ラヴズオンリーユー

前走期待したラヴズオンリーユーでしたが結果は3着。ただオークス以来やっと普通にレースに挑める状態になったかなといった感じでした。その中での僅差3着は充分に実力は示せたと思っています。元々はクロノジェネシスやカレンブーケドールとしのぎを削り、強い4歳牝馬世代のオークス馬。調教もびっしり積まれています。デムーロ騎手のこの馬へのこだわりも感じられるので、中山コースをこなせるようなら上位にくることは充分可能な実力馬だと思っています。

 

キセキ

恐らく角居調教師の最後のG1になると思われるキセキ。今年は出遅れやマクリや大逃げや、レースメイクが全く読めない馬ですが、この馬の存在は今年の有馬記念の鍵を握りそうです。僕は前走のような大逃げはしないんじやないかなと思っています。この馬ももう古豪として長く活躍している馬ですね。転厩もありましたし、個人的に馬券でも悔しい思いも嬉しい思いもどちらも味わいました。ダートを走っても面白そうな馬だなと思っていますが、不良馬場でも世界レコードのレースでも主役にも脇役にもなる馬です。キセキの馬名由来は「奇跡」のようですが、僕はこの馬の戦歴が示す通り「軌跡」だと思っています。角居調教師の最後の有馬記念出走として相応しい名馬です。

 

何頭か語ってみましたが、有馬記念は8枠は特に不利なので枠は非常に重要ですね。枠次第で浮上する馬、評価を下げざるを得ない馬が出てくるので大注目。毎年おなじみの公開抽選ですが毎年なんか面白いですよね😆そう言ったところも含めてやっぱり有馬記念というのは他のレースとは違った風物詩だなと思います。競馬ファンでなくても有馬記念だけは買うという人も多いですしね!僕も毎年普段競馬をやらない友達や知人にこの時期ばかりは競馬の話題を振られて毎年プレッシャーです😂

 

枠が出たら他の馬も含めて再検討してみます。大障害もホープフルステークス阪神カップもあるので、最後まで大忙しの1週間になりそうです!

 

それでは!